ポーズの名前をサンスクリット語で③

クラスが始まる時に必ずするポーズ、

こちらはなんて呼ぶでしょう~か。

サンスクリット語では「スワスティカ アーサナ」と言います。

日本語で言うところのアグラかな?と思いがちですが、実際にこのポーズをとっている皆さんは、アグラとは別物だ、ということがお分かりかと思います。

スワスティカを直訳すると、カギ十字、卍まんじ、という意味。足がそのような形になるのでこのお名前が付いたのではなかろうか、と思います。

 

スワスティカでは脛の真ん中で足を交差させますが、もう一つありますよね、最初に取る座位のポーズ、かかとを自分のセンターで前後に並べて座る座り方、

 

こちらはなんというでしょーか! えぇ、もうスワスティカでいいじゃないの~と思いますよね、でも違うんです(笑)。

こちらは「スカアーサナ」と言います。

日本語に直訳すると「スカ」は幸福、安楽という意味なので、幸せなポーズ、楽なポーズ、ということになります。

日本語では安楽座、なんて言ったりしますね。

 

少し話がズレますが、ルーシダットンというのを聞いたことありますか?

タイの健康法なんですが、起源は仙人になるために辛い修行をしている人たちが、身体を壊してしまった時に整えるためにやっていたもの、で、日本にもちらほら受けられるところがありますよね。私も以前受けたことがありますが、ルーシーダットンではスワスティカアーサナはなく、すべてこのスカアーサナでした。

元々は身体を壊してしまった時に整えるものですから、そりゃあそんな時くらい修行のことは忘れて楽に座りたいですよね(笑)。ですので安楽座の名の通り、身体にさほど負担をかけず長時間座ることが可能な座位、ということになります。

ちなみに足裏を合わせて座る座り方がありますが、あれはあれでまた名前が違うのです。それはまた今度…

 

今回はこの辺で…  ナマステ~

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