ホネホネガイド:座骨
【座骨】ざこつ
ちょうど座った時にお尻の下でゴリゴリと感じる骨が座骨です。
チャーパではブロックの上に座った時に、「お尻のお肉をかきだして」なんてよく言いますが、
それはこの座骨をよく感じられるようにするためです。
なぜ感じられるといいのか? それは座骨をブロックに差し込むような感覚で座れれば骨盤が床に対して垂直になっているという目印になるうえ、左右均等に乗れているかをより確認しやすくするためです。
また、前屈や開脚前屈では、この座骨を天井に持ち上げる意識が大切になってきます。
アドムゥカシュバーナ(ダウンドック)でも座骨は天井に上げる意識、ですよね。
座骨の場所があやふやで、何となくおしりのとこでしょ、なんて覚えていると、例えばダウンドックでいつまでたってもポーズの完成形に近づけません。なにせおしりって意外と面積広い!(笑)。
スーリヤナマスカーラ(太陽礼拝)でも出てくるウッターナアーサナ(立位前屈)の完成形は、完全に座骨が天を指します。ここまでくるのはなかなか大変ですが…(笑)。
結構、自分ではものすごく座骨が天井向いてる!と思っても実際鏡を見ると「あ………マダマダジャン」って悲しくなることがあります。
時々自分のポーズの形を鏡や、携帯のムービーで撮って確認するのもいいかもしれません。
自分の身体を感じられる力を養うことはもちろん大事だけど、視覚で補うのも時々は必要ですね。
それでは、次のホネガイドまで、ナマステ~。